2001(平成13)年、北海道自動車短期大学は、高校の成績や小論文、面接などで人物を評価し入学の可否を判断する「AO入試」の呼称を、全国で初めて「AT入試」とし、入試制度に導入しました。
現在では広く知られている「AO入試」は、1990(平成2)年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスが導入したことが始まりでした。
北海道自動車短期大学(現 北海道科学大学短期大学部)でも入試制度改革に伴い、2001年にこの選抜制度を導入することになりました。
導入にあたり、他学と同じように「AO(アドミッションズ・オフィス)入試」の呼称とすることで話が進んでいましたが、学校の特色である自動車を連想させる「AT(オートマチック・トランスミッション)」にかけて「AT入試(アドミッション・トライアル)」という呼称が採用されました。
当時、短期大学で入試を担当していた100周年記念誌編纂室の石津浩主事は「とてもユニークな発想だったと思います。文部科学省へ呼称の確認を行い、『同様の選抜方式が一律にAO入試と称されているわけではない』とお墨付きをいただきました。」と当時を振り返ってお話してくれました。
現在、石津主事は、法人100周年に向けて記念誌編纂事業に携わっています。
その一環として、A棟1階の100周年展示コーナーで過去のニュースレターや記念誌などの展示入れ替えを行っています。
是非お立ち寄りください。
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