2021(令和3)年3月、新型コロナウイルス感染症の影響で規模を縮小して開催された北海道科学大学学位記授与式において、学生と教員のリアルな3Dアバターを用いた卒業記念特別企画「HUSバーチャル卒業式」を実施しました。
「学生生活最後の1年間をコロナ禍で過ごした学生達に少しでも楽しんでもらえたら」という思いから学生団体Q-PITが立案し、株式会社VRCのサポートを得てスマートフォンコンテンツを共同開発しました。
1.バーチャル記念撮影
バーチャル空間で友達や教員の3Dアバターが一緒に並んだ動画を作成し、シェアすることができます。
背景は大学内の5つの撮影スポットから選択可能です。
2.バーチャル学位記授与式
自分のアバターが学位記を授与される映像を作成することができます。
本来ならば学科長から手渡される学位記を、特別に渡部泰裕学長から受け取ることもできます。
アバターの衣装として選択できる袴は、袴専門店9NINEよりデータを提供いただきました。
中央棟(E棟)1階に設置された3Dスキャナーでは、よりリアルなアバターを作成することができ、中には部活動のユニフォームを着て撮影に訪れる学生もいました。
この企画は、NHKをはじめ全国のテレビ局や新聞、インターネットなど多数のメディアで取り上げられました。
学校法人北海道科学大学では、2024年の創立100周年に向けて、設置校や関係者(在学生や卒業生、教職員など)の活躍によって、北海道「初」やNo.1、オンリーワンになった出来事・取組を発信しております。