2022(令和4)年2月26日、ウポポイ(民族共生象徴空間)の中の民族共生公園にて、北海道科学大学メディアデザイン学科の荏原小百合准教授が講演会をしました。
外部から講師を招いて講演会が行われるのは、2020(令和2)年の民族共生公園開業後初めてのことでした。
「サハの口琴-シベリア・サハでのマイナス50℃の暮らしと音楽文化-」と題したこの講演会は、アイヌ文化の理解促進と、アイヌ文化のみならず新たな伝統・文化の創造や伝承につなげるため、国内外の伝統文化等を紹介するもので、本学と公益財団法人アイヌ民族文化財団の共催で開催されました。
荏原准教授が、実際にサハ共和国に滞在した5年間の経験談や金属口琴「ホムス」の演奏を交えながら、サハの人々の暮らしや文化について解説しました。
別会場では、馬入酒杯やトナカイの毛皮でできた子供用の靴など、サハ共和国の民具を多数展示するコーナーが設けられ、講演の前後には荏原准教授自ら来場者に解説を行いました。
講師を務めた荏原准教授は「来館者の皆さんと口琴やサハ民具についてお話や交流をさせていただき貴重な機会をいただきました。今後も関心を持っていただけたら幸いです。」と話します。
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