2006(平成18)年、「北海道工業大学(現 北海道科学大学)新講義棟G」が道内私立大学で初めて公共建築賞「優秀賞」を受賞しました。
公共建築賞は、優れた公共建築を表彰することにより公共建築の総合的な水準の向上に寄与することを目的とし、一般社団法人公共建築会が協会創立20周年を記念して昭和63年より建設省(現 国土交通省)及び全国知事会等の後援を得て隔年開催しているものです。
国の機関、地方公共団体または政府関係若しくはこれに準ずる機関が施行した建築物や公共性の高い建築物のうち、竣工後3年以上を経過したものが対象となります。
G棟(講義棟)建設は、当時のキャンパス再構築計画の一環に位置付けられていました。
正面玄関につながる道を人と自転車の利用に限定して車両の通行を駐車場側にまとめ、鉄製のフェンスを撤去してツツジの生垣にしました。
受賞にあたり、夜間、内部照明でライトタワーとなるG棟南側階段ホールについて「景観だけでなく防犯上も前田地区に貢献している」という評価の言葉がありました。
●公共建築賞「優秀賞」
北海道工業大学 新講義棟G棟
●設計者
北海道工業大学新講義棟設計WG・清水建設一級建築士事務所
●施工者
大成・清水特定JV
また、G棟と連続した建築物として建替えたバス待合室は、2005(平成17)年に札幌市の都市景観賞を受賞しました。
●札幌市 第12回都市景観賞
北海道工業大学バス待合所
●設計者
(学)北海道尚志学園北海道工業大学・清水建設㈱北海道支店一級建築士事務所
●施工者
清水建設㈱北海道支店
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